税理士事務所の仕事の1年の流れを知ってますか?!

saiyo-titel02

 

woman17はてな

税理士事務所の1年の流れってどうなってるのですか?

oonost02アドバイス

大枠なところとしては12月後半から3月前半までが年末調整と確定申告 4月少し緩やかになり5月は3月決算が多い会計事務所は繁忙期となります!逆に言えばそれ以外の月は緩やかに仕事が流れていくイメージです!

 

woman09うれしい

なるほど7月8月は閑散期と言う事は夏はエンジョイできそうですね!!笑

 

oonost06問いかけ

おっしゃる通りです!エンジョイできます!税理士試験を受験しないならと言う条件がありますが・・・ 税理士試験は8月中なので受験勉強のラストスパート期間となっています 私も7月8月は娯楽なしで受験勉強一直線に過ごしていました!

woman02真顔

受験が8月なのですね!苦笑 会計事務所に入社したら絶対に受験勉強しないといけないのですか?

oonost01おまかせ

私の会計事務所は任意ですよ!人それぞれ人生をどうするかは自由ですからね! 税理士受験をしない方もいるので私の会計事務所では教育教材と教育マニュアルを用意しています。 ただ個人的な思いとしてはせっかく税理士事務所に勤務したなら税理士受験をチャレンジしてみるのもありかなと思ってます! それでは税理士事務所の1年の流れをお話ししますね! ここではコンサルティングサービスと法人決算のお話しなどはなしで大枠の税務業務のみでお話しさせていただきます。

saiyo02-1

1.12月の仕事

12月の仕事のメインは、年末調整です。これをお読みの方の中には、会社勤めのサラリーマンの方(=給与所得者)も多いはずですが、12月になると総務関連の部署から「この書類を書いておいてください」と何枚か書類をもらったことはありませんか?実は、あの書類が年末調整のための書類なのです。

なぜ、年末調整をやるのかについても説明しておきましょう。会社勤めの場合、給料の額(標準報酬月額)に見合った所得税額が毎月天引きされています(源泉徴収)。会社は天引きした所得税をまとめて国に納税するのですが、天引きした額の合計と、本来納税すべき金額にずれが生じる場合もあるのです。奥様・ご主人・お子さんなどの扶養家族がいらっしゃったり、お体の不自由なご家族がいらっしゃったりする場合、控除できる金額が大きくなるため、調整を行う必要があります。調整を行った結果、本来納めるべき金額より天引きした額が大きければ、差額が戻ってくる(=還付される)し、逆のことも起こりえます。

規模の大きな会社なら、選任の担当者を置いて精算手続きを行いますが、そうでない会社の場合、会計事務所やアウトソーシング会社に依頼して、手続きを完了させるのです。私も会計事務所に入った当初、この仕事をやりました。内容はそこまで難しくはないですが、作業量が多いので体力は消耗します!

2.1月の仕事

1)源泉所得税および復興特別所得税の納付

所得税(=源泉所得税及び復興特別所得税)を会社が天引きし、後でまとめて支払う場合、期限が決まっています納期の特例と言う小規模の会社が適用される措置をしている場合には前の年の7月から12月に源泉徴収した所得税を、翌年の1月20日までにまとめて所轄税務署長に納税しなくてはいけません。ちなみに、その年の1月から6月に源泉徴収した所得税は、その年の7月10日が納付期限となります。やはり、専任の経理担当者がいない会社の場合、会計事務所が納付書の作成を代行します。

2)給与支払報告書の提出

12月の年末調整の手続きを経て、源泉徴収票を作成します。これは、わかりやすく言えば、「これだけ給料=給与を支払って、これだけ給料を源泉徴収しました」という証明を行うための書類です。つまり、源泉徴収票の情報だけで、その人の年間の給与と所得税額がわかります。
また、所得税は国に対して納める税金ですが、住んでいる市区町村にも住民税を納めなくてはいけません。そこで、源泉徴収票と記載内容がまったく同じ給与支払報告書を市区町村に送付して、住民税の申告を行います。昔は書類を郵送しなくてはいけませんでしたが、今は電子申告が主流になったため、データを送信すれば手続きが完了します(だいぶラクになりました!)。

3)法定調書の提出

税法の規定によって作成された一定の書類=法定調書は、1月末日までに税務署に提出しなければいけません。先ほどの源泉徴収票や、税理士・会計士・弁護士等に支払った報酬の明細を記載した書類(=支払調書)がこれに当たります。

4)償却資産税の申告

土地や建物を持っていると固定資産税を、自動車を持っていると自動車税を払わなくてはいけないのはご存知の方が多いと思います。しかし、私の事務所がメインで担当している飲食業界で大事な厨房機器のように、一定の金額以上の固定資産についても税金を払わなくてはいけません。この税金を償却資産税といいます。償却資産税の申告期限は1月末のため、申告書を仕上げるのも大事な仕事です。

3.2~3月の仕事

1)所得税・消費税・贈与税の確定申告

先ほどの会社勤めのサラリーマン=給与所得者の場合、会社が所得税の手続きを代行してくれますが、個人事業主等の場合は、自分で本来納めるべき所得税を計算し、申告して納税しなくてはいけません。
また、会社・個人事業主で消費税の納税義務がある場合も、納めるべき消費税額を計算し、申告・納税を行う必要があります。

さらに、前の年に110万円を超える財産を贈与された方も、贈与税を納めるための手続きが必要です。

これらの手続きは期限内(所得税:2月16日から3月15日まで、消費税:3月31日まで、贈与税:2月1日から3月15日まで)に終わらせないといけないため、2月と3月の会計事務所のタイムスケジュールがかなりハードになるのです。

woman03驚く

個人の確定申告の時期が凄くハードそうですね!

oonost12おめでとう

おっしゃる通りですね!ですが集中的に確定申告を作成しているため所得税の知識が凄くつく時期となります! 私は所得税を受験していたのもあるのと暇より忙しいのが好きな人間だったのでこの時期のお祭りモードをむしろ楽しんでいました 笑

woman01笑顔

物は考えようですね 笑 これで会計事務所の仕事は全てですか?

oonost09多忙

いえいえ会計事務所ごとにこれ以外にも沢山のお仕事が存在します 経営コンサルティング相続、M&A支援、会社設立、創業融資支援、保険の提案、クラウドサービス提案WEBからお問い合わせをいただいた方への営業などなど会計事務所ごとに異なるので、色々な会計事務所のホームページを見比べてみると楽しいかもしれません!


税理士の「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本
採用情報 業界未経験者大歓迎 私達と一緒に働きませんか?